どうも、ぱぱをです。
【パパ】育休を取得してみたという記事で、育休取得した理由について書いていますが、実際育休をとって4ヶ月経って思うところを書いていきたいと思います。
育休をとってよかった
育休をとってよかったというか、とってなかったら一体どうなっていたんだろうという感じです。
それぐらい、はじめての子育ては想像していたよりも大変でした。
パパさんが育休とらずにママさんだけで頑張っている家庭とかどうやってるのか想像できないくらいです。

ひとりじゃない
はじめての育児を1人だけでやるのはとても大変だと思います。
自分がトイレに行くときも、お風呂に入るときも、誰かに赤ちゃんを任せることができないですし、初めての育児でなにか困ったことがあってもすぐに相談できる相手もいません。
産後、まだ回復していない体で、睡眠時間もろくに取れず、赤ちゃんがなんで泣いているのかわからないですし、抱っこし続けて腕や肩がバキバキになるし、それでも赤ちゃんは寝てくれず、自分も寝れません。
そんな状態で、1人で育児も家事も回すなんて、不可能としか思えません。
育児だけですら、1人で回すのは大変ですからひとりじゃないということはとても大事なことだと思います。
身体的な支えになる
育休をとったパパさんがいると、2馬力あるので、1人が赤ちゃんの面倒を見ている間に、もう1人が休むこともできますし、他の家事をすることもできます。
ただ、最初の頃は初めてでわからないことだらけで、2人がかりで赤ちゃんにかかりっきりで、2人とも睡眠不足と抱き疲れでボロボロになっていました。
でも徐々にお互いに任せられるようになると、夜中の授乳と寝かしつけを交代でやることで睡眠時間を少し確保することができました。
また、お互いにマッサージし合うことで、多少ですが体を癒やすこともできました。
精神的な支えになる
子育てをしていて何が一番大変だったかというと、寝かしつけが長時間に及んだことと、それが原因で睡眠が十分にとれなかったことです。
まずはそのつらさを分かち合える仲間がそばにいるということが、お互いに支えになっていたと思います。
そして共に同じことで悩み、相談しあい、それに立ち向かっていける仲間がいるということはとても心強いです。
1人だったらどうなっていたかわかりません。
赤ちゃんが大粗相をやらかして、布団からママの服からウンチまみれにしてしまったときも、二人だったから笑うことができました。

産後のトラブルを避けられた
出産の大変さを知っているから
私は出産に立ち合う予定だったので、出産予定日の6日前から有給を取って、生まれてからはそのまま1年間の育休を取得しています。
そして計画出産のために入院したときから産後、退院するまでの間もずっと病室で一緒に寝泊まりしていました。
なので、陣痛から出産までの大変さや産んだ後のつらそうな様子も全部見てきています。
→【ぜひパパに読んでほしい】出産の大変さ
→立ち会い出産をおすすめする理由【ママ・パパに読んでほしい】
だからこそ、産んでくれた後はなるべく自分が頑張ろうと思っていました。
産後クライシスも産後うつもなし
出産直後の入院中は、明らかにままおさんの体がしんどそうだったので、とにかく母乳を上げる以外は主に私がやってました。
- オムツ交換
- 寝かしつけ
- ミルク作り・授乳
- 哺乳瓶の交換 等々
そして退院後は、ままおさんの実家で1ヶ月半くらいお世話になりながら、二人で赤ちゃんの面倒を見ていました。
どちらかだけでも赤ちゃんの面倒がみれるように、基本的にお互いにすべてのお世話をできるようにしていました。
なので、ままおさんが休みたいときや出かけるときには私が1人で面倒を見ていました。
産後クライシスというものは、産後しばらくしてから知ったのですが、我が家はお互いに家事・育児は二人の仕事と思ってやっているので、産後夫婦仲が悪くなるということは全くありませんでした。
ただ、これは育休をとっていたからできたことで、私が普通に仕事をしていたらできなかったと思います。
家事も育児もどっちもできるから
家事についても、基本的に二人とも全てできるので、家事と育児で今なにをしなければいけないかが共通理解として分かっています。
なので、時間になれば自然にどちらかがご飯を作り始めたり、ゴミをまとめ始めたりします。
そういうわけで24時間ずっと一緒にいても、お互いにストレスなく過ごすことができています。
でも、育休をとっていなかったらそんな余裕はなかったと思います。
日中ままおさんは家事と育児を1人でこなすことになるので、疲弊し、私は仕事で多少疲労して帰ってから育児と家事を手伝って疲弊するでしょう。
夜も赤ちゃんが途中で起きたりして、寝不足のまま仕事に行くことになって疲労し、帰ってからの育児と家事でさらに疲弊し…と負のスパイラルからなかなか抜け出せないと思います。
育休をとって完全フリーだからこそ、お互いに気持ちよく過ごす気持ちの余裕を持てていると思います。
月の収入が2〜5万くらい減るだけ(最初の半年の場合)で一切仕事をせずに、これだけ気持ちに余裕のある生活を送れるのですから、育休をとって本当に良かったと思います。
あと、気持ちの余裕という点では、ネントレ(ネンネトレーニング)もかなり大きな役割を果たしくてくれています。
ネントレができていなかったら、寝かしつけ地獄からなかなか抜けられず、ここまで余裕のある生活にはなっていなかったと思います。

赤ちゃんとママとの時間がたっぷりとれる
これは仕事をしていたら絶対にありえないことです。
仕事をフルタイムでしていれば、通勤時間と昼休みを入れて少なくとも10時間×週5日=50時間は仕事で拘束されます。
なので、単純計算で働いている人に比べて、毎週50時間も多く家族と一緒にいられるわけです。
夫婦で育児ができる
先程1人が赤ちゃんの面倒をみている間にもう1人が家事をするということを書きましたが、そんなに家事がたくさんあるわけではないので、夫婦一緒に赤ちゃんと遊ぶ時間も、もちろんたくさんあります。
天気さえ良ければ、毎日散歩に行きますし、近くの西松屋にちょこっと買い物に行くこともしょっちゅうです。
予防接種も毎回一緒に行きますし、何かあれば二人で調べて、医者に連れて行ったりもします。
そんな感じで、時間がたくさんあるので、一緒に子育てを楽しむことができます。
赤ちゃんの成長を目のあたりにできる
赤ちゃんは日々変化し、ものすごい早さで成長していってしまいます。
仕事をしていて、夫婦でバタバタしているとそんな貴重な成長の瞬間を見逃してしまったり、記録に残す余裕もなかなかないと思います。
でも育休で毎日家にいれば、その変化を見逃すこともないですし、毎日写真を撮ったり、動画もとったりすることができます。
お互いに写真や動画を取りすぎて整理しきれてないのが難点です(笑)
新しいことに挑戦できる
子育てをしていると毎日が同じような1日になりがちです。
二人体制なら家事と子育てをしても時間に余裕があるので、そこに新しいことを組み込んで毎日を更に楽しんだりすることもできます。
赤ちゃん用のおもちゃを手作りしてみたり、ちょっと手の凝った料理をしてみたり、普段買わない魚を買って料理してみたり、ブログや絵日記を書いてみたり。
やってみたいけど、なんとなくめんどくさそうだなと思ってやっていなかったことにも挑戦できています。

育休もっと増えればいいのに
こんなにいいことづくめの育休なので、もっととる人が増えればいいのに、とは思うのですが、そうもいかないのが現実です。
育休は、従業員が申請すれば、原則として雇用者はそれを拒否することはできないのに、です(有給と同じ感じですね。でも有給と違って育休の場合は会社は1円もお金を出す必要はありません)。
育休の難点は、収入が減ってしまうことと、職場との折り合いだと思います。
収入の減少については、育休中に別の収入源をつくるとか、多少我慢することで乗り越えることもできます。
家庭内が2人体制になるメリットに比べれば、数万円の収入の減少は目をつぶることもできると思います。
にもかかわらず、育休を取る人が増えていかないのは、職場との折り合いで育休を取りにくいというのが主な原因だと思います。
現状では会社側としては育休を取得させることにメリットがほとんどなく、労働力の一時補填等デメリットの方がある状況なので、そうなるのも仕方ないといえば仕方ないです。
今後、育休が有給休暇と同じくらいのレベルで、「とれないのはおかしい」という空気になっていけば、取らせる企業が増えていくのかもしれません。
育休をとるパパさんが増えて、楽しい子育てが増えることを祈るばかりです。