どうも、ぱぱをです。

ジーナ式ネントレではスケジュールに合わせて授乳しますが、最初はなかなかスケジュール通りにできなかったりします。

実際にジーナ式でやった経験から、気をつけるべきポイントや、逆にそこまで気にしなくてもよいポイントについて、理由と併せて書いていきたいと思います。

ちなみに我が家はほぼ完母だったため、母乳での授乳の仕方についてのみ書いています。

ジーナ式ネントレの授乳の仕方

ジーナ式では月齢に応じて、決まった時間に、決まった側のおっぱいから、決まった時間分だけ授乳する必要があります。

授乳時間やどちらからあげるかについては、月齢によって異なる部分もあるため、各月齢のスケジュールを確認してください。

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最初はこれが難しくて、飲んでいる途中で赤ちゃんが寝てしまったり、十分に時間が経っていないのに飲まなくなってしまったりと、なかなかうまくいきません。

授乳の仕方のポイント

ジーナ式における授乳の仕方のポイントは、基本的には「両乳からしっかり飲ませる」につきます。

母乳はたくさん飲んでもらうことで、より多くの母乳を作るようになります。

したがって、よく出るからと片方のおっぱいばかりメインであげていると、もう一方のおっぱいはだんだん出なくなってしまいます

また、赤ちゃんは成長に従って、どんどん飲む量が増えていくので、しっかり飲ませて、作る母乳の量も増やしていかなければなりません。

特に成長期が来ると、一気に飲む量が増えるため、それまで朝まで寝ていた子が急に夜中にお腹を空かせて起きるようになったります

なので、ジーナ式では母乳量に余裕を持たせるため、搾乳を推奨しています。

ただ、我が家では、搾乳の大変さと成長期の大変さを天秤にかけて、搾乳をせずにネントレをやりました。

理由としては搾乳をすると、そのときはおっぱいの張りがとれてスッキリしますが、すぐに母乳をたくさん作ろうとするため、かなりおっぱいが痛くなってしまったためです。

また、確かに成長期の際には夜中に起きるようになりましたが、1週間ほどで母乳量が追いつくので、そこまで成長期の大変さはなかったように思います。

なので、搾乳は必ずしも必須のものではないと思っています。

授乳時間が長いのは後乳を飲ませるため

ジーナ式では授乳時間が長く、それがママさんの負担になっているというのがあります。

ただ、ジーナ式で授乳時間が長いのは、最後の方に出る後乳を赤ちゃんに飲ませて、母乳の腹持ちを良くするためです

あまり知られていませんが、母乳は出始めと出終わりのときで成分が違います

実際に搾乳してみるとわかるようですが、出始めの母乳は色が薄く、出終わりの母乳は色が濃くなっており、乳脂肪分がより多く含まれています。

ジーナ式では母乳を後乳までしっかり飲ませて、赤ちゃんがぐっすり眠れるようにすると同時に、作られる母乳の量を増やしていきます。

なので、赤ちゃんが長く寝てくれない場合には、30分くらいがっつり飲ませてみると、突然長く眠るようになったりもします。

我が家でもそれでネントレ1日目から長時間寝てくれるようになりました。

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ただ、現在空っぽになるまで飲まなくても長時間ぐっすり寝てくれて、体重も順調に増えているのであれば、飲んでいる時間にはそこまでこだわらなくてもよいと思います。

生後4ヶ月ころには我が家でも15分くらいで飲み終わることが多かったです。

途中で寝たら起こして飲ませる

赤ちゃんが飲んでいる途中で寝てしまった場合、起こすのが忍びなくてそのまま寝かせる人もいるかと思います。

しかし、そうすると、赤ちゃんの眠りが浅くなったときに寝る前の状態(おっぱいを吸っている状態)と違うことに気づいて起きやすくなってしまいます。

また、ねんねとおっぱいが結びついて、寝るときや目が覚めたときにおっぱいじゃないと寝られなくなってしまう場合もあります。

さらに、おっぱいを十分に飲めていないので、朝までもたないで早い時間にお腹を空かせて起きてしまいがちです。

なので、気持ちよく寝たところを起こすのは可哀想ですが、起こして続きを飲ませてあげたほうが、お互いにぐっすり眠れるし、ママさんの疲労も溜まりにくいと思います

とはいえ、途中で寝てしまってもスケジュール通りに寝て、体重も順調に増えているのであれば、そこまで神経質にならなくてもいいかもしれません。

赤ちゃんがおっぱいを飲まない場合

スケジュール通りに授乳しているのに、赤ちゃんがおっぱいを飲まない場合、考えられる原因はいくつかあります。

  • 体調が悪い
  • おっぱいの出が悪い
  • 乳首が吸いにくい

そもそも体調が悪いと母乳の飲みが悪くなりますので、何回か続くようであれば受診した方が良いです。

おっぱいの出が悪かったり、まだ授乳し始めで乳首が吸いにくかったりすると、一度咥えてもすぐに離してしまいます。

その場合には乳首マッサージやおっぱいマッサージでよく出て飲みやすいおっぱいにする必要があります。

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慣れないうちは授乳一つとっても大変だと思いますが、一度慣れてしまえば当たり前にできるようになります。

赤ちゃんとぐっすり寝られるように頑張りましょう!