どうも、ぱぱをです。
ネントレについて色々と書いていますが、我が家でのネントレが最初から完璧にうまくいっていたわけではありません。
試行錯誤しながら、徐々にうまくいくようになり、途中で失敗してふりだしに戻りそうになりながらもなんとか踏みとどまって、今(生後2ヶ月からネントレを初めて現在生後3ヶ月半)わりとうまく回るようになってきました。
なので、今回は、現在の我が家でのネントレのやり方とそこに至るまでの失敗や試行錯誤したことについて書いていきたいと思います。
現在の我が家のやり方
環境
【ジーナ式】ネンネトレーニングをやってみた〜1日目〜 でも少し書いていますが、我が家の環境はこんな感じです。
- 室温20℃(冬・常時エアコン)
- 湿度50%前後(加湿器なし)
- リビングの音は寝室にだだ漏れ
- リビングの光も寝室にそこそこ漏れてる
- どちらの窓にも遮光カーテン
- 赤ちゃんと寝室が一緒
- 赤ちゃんはベビーベッド+ベッドガード
- 映像で確認できるベビーモニター
なので、ジーナ式で推奨されている
- 赤ちゃん用の部屋
- 真っ暗で静かな環境
- 固定用のシーツやおくるみ
はありません。
部屋の暗さは、電気を消すと、昼間はギリギリ表情までは見えないくらいですが、光漏れ等がまめおさん(我が家の娘)の目に入らないようにしています。
冬場の室温は暖房で24時間20℃に保っていて、湿度は加湿器不使用で50%くらいです。
赤ちゃん用の部屋が用意できないからとか、寝室とリビングが戸一枚でつながっているからとかの理由で、ジーナ式ネントレを諦めている人がいれば、それくらい用意できなくても大丈夫と言いたいです(ジーナ式じゃないネントレでもよいですし)。
ネントレにおいて一番大事なことは、スケジュールと寝かしつけの仕方、授乳の仕方です。
この3つを守れれば、他は多少足りないものがあってもそこそこなんとかなると思います。
最近の1日のスケジュール
今生後3ヶ月半なので、基本的には【ジーナ式】ネンネトレーニング生後3ヶ月〜4ヶ月目のスケジュールに合わせてやっています。
ただ、実際にはまめおさんがスケジュールより早く眠くなったり、早めに起きたりすることもあるため、そういうときは少し早めに寝かせて、昼寝時間を短くし、回数を増やしたりしています(以前は頑張って起こしてましたが、お互いに大変なので今は柔軟に短い睡眠を取らせるようにしています)。
ただ、授乳時間はスケジュールと多少時間が前後することはあっても、回数は変えません(7時、11時、14時、18時、22時半)。
日によって睡眠のスケジュールが違うことが多いので、1週間分の睡眠時間をまとめてみました。(ちなみにネントレ前後の1週間の比較は→【ジーナ式】ネンネトレーニング前後の1週間の睡眠比較)
ネントレ開始直後のものと比べてみるとわかるように、夜から朝にかけての睡眠がかなり安定するようになりました。
また夕寝も、短い時間ですがきちんと挟むことで疲れにくくなったと思います。
4月2日については、4時に授乳しないようにしたのと、夜なぜか興奮して寝なかったので、睡眠が短くなっています。
昼間は予防接種等で外出もありましたが、行きと帰りの移動中に少しずつ寝てくれて、うまいこと疲れすぎないようにできました(外出は基本的に14時から17時の間に入れるようにしています)。
4月3日以降、朝方起きなくなったのはかなり嬉しい成長でした。
ちなみに、今はままおさんがお乳が張って5時位に起きてしまうので、最後の授乳時間を少し遅らせられないか挑戦中です(1日15分ずつ遅らせていってます)。
起こし方・寝かせ方
起こし方
まめおさんが目を覚ましたから起こす場合と、時間になったから起こす場合があります。
まめおさんが目を覚ました場合は、お昼寝の終了時間よりも5〜10分くらい早くても、起こしちゃいます(そっちのほうがゴキゲンで起きてくれるので)。
ちなみに早く寝始めた場合は、スケジュールで決まっている時間(45分とか)寝たら起こします。
起こし方は、①カーテンを開けるか部屋の電気をつける、②掛けている毛布を全部はがすか足だけを毛布から出すようにしています。
5〜10分くらいは目を開けるまで待ちますが、15分を超えてスヤスヤ寝てしまっている場合は、
- 声かけ
- 脇腹をゴシゴシして伸びをさせる
- オムツを変える
で起こします。
それでも起きない場合は、縦抱っこします。
自分で起きたほうが起きたときゴキゲンなので、なるべく待つようにしています。
寝かせ方
現在は昼と夜で寝付きのよさが違うため、寝かせ方もちょっと変えてます。
●昼
最近は明るいリビングから暗い寝室に連れて行くと泣き出すので、寝室の電気をつけて明るい状態にしておきます。
寝室に連れて行ったら、すぐベッドには寝かせず、5分くらい座って抱っこした状態で、ゆらゆらしたり、歌を歌ったりします。
そうするとまめおさんがあくびを連発したり、少し眠そうにするので、ベッドに寝かせます(まだ電気はつけてます)。
寝かせてから泣き出す時があるので、そのときは胸の上に手をおいたり、指を握らせたりして、少し安心させてあげます。
泣き止んだら、電気を消して、そのまま寝室でまめおさんが寝るまで様子を見るか、リビングに行ってベビーモニターで確認しながら別のことをしたりします。
●夜
19時のねんねと22時半のねんねは授乳後にすぐ寝かせることもあって、飲んだ直後から眠そうにしていることが多いです。
なので、ゲップをさせてあげたらそのままベッドに寝かせます。
すると少しウニョウニョするときもありますが、だいたい10分以内に寝始めます。
・19時のねんね
この時間は、ゲップがうまくできていないと、ほぼ確実に5分〜40分くらいで目を覚ましてしまいます。
なので、寝落ちしてどうにもならない時以外は、ゲップをさせるか10分くらい縦抱きしてから寝かせます。
最後にお風呂上がりで体が冷めきっていないので、足先が少し出るくらいに毛布をかけて寝かせています。
・22時半のねんね
朝方は暖房をつけていても冷えることがあるので、毛布を2枚かけて寝かせています(起きたら蹴り飛ばされてることもしばしばですが)。
寝ない、または途中で起きた場合
時間になっても寝ない、ということはほとんどないですが、途中で起きた場合は下にあげた順番で対応しています。
- 激しく泣いていなければ、そのまま寝付くか5分くらい様子を見る
- 激しく泣いていたら、10秒位様子を見てダメそうなら寝かしつけに行く
- 弱めに泣いていて5分くらい経っても寝ない場合は、弱い寝かしつけ→強い寝かしつけの順で
- 激しく泣いている場合は、強い寝かしつけ→弱い寝かしつけの順で
- 寝る前に寝かしつけをやめる
- 寝てしまったら、少し起こしてから寝かせる
まずはこんな感じで、必要な範囲で、なるべく布団の上で寝かしつけをします。
ネントレでは一般的に抱っこはしない、というのが正しいやり方ですが、正しいだけでは物事は回りません。
うちもギャン泣きしているまめおさんをそのまま見続けることはできませんでした。
なので、ギャン泣きしている間は抱っこして、落ち着いたらベッドに寝かせる(寝てしまったら少し起こして寝かせる)というやり方をしていました。
それでもちゃんと一人寝して、現在では23時から7時まで寝続けるようになったので結果オーライです。
ちなみに我が家での寝かしつけのやり方を強い順に並べると、
- 抱っこして歩く(最強)
- 抱っこして立ってゆらゆら、または背中トントン
- 抱っこして立ってる
- 抱っこして座ってゆらゆら、または背中トントン
- 抱っこして座ってる
- ベッドに寝かせたまま、胸とお腹の上に手を置く(少し押さえる)
- ベッドに寝かせたまま、胸とお腹の上に手を置く(置くだけ)
という感じです。
ただ、激しく泣いているときでも、胸とお腹の上に手を置いて少し押さえるだけで寝始めるときも結構あるので、まずはそこから試してダメそうなら抱っこして歩きます。
押さえるのはあくまで抱っこしているときの圧迫感の再現なので、抱っこのときの圧迫感よりも強く押さえることはしません。
最近はこれで8割方寝る体勢に入ってくれるので、起きてしまったときの寝かしつけはかなり楽になりました。
ほとんどの場合30秒から5分くらいでまた寝始めます。
●寝かしつけのときに意識していること
なるべく赤ちゃんの目が覚めないうちに眠りに戻すため、
- 必要でなければ、なるべく常夜灯もつけずに行う
- 基本的には、声をかけたり、目を合わせたりしない(赤ちゃんが親の存在を意識しないようにする)
ただし、激しく泣いているときは、一度落ち着かせる必要があるため、声掛けをしたり背中をトントンしたりして、親の存在がわかるようにしています。
●いくら待てども眠そうにしない
最近はめったにないですが、30分くらい寝かしつけてもあくびの一つもせず、目をランランとさせている場合には、諦めてリビングに連れていきます。
そして次の眠くなるタイミングで寝かせます。
寝かしつけ続けるのはこちらも疲弊するので、諦めが肝心です。
●ひたすら泣いて寝ない
抱っこして歩いてもギャン泣きが止まらない場合、一度気分を変えさせる必要があるので、明るいリビングに連れて行ったり、温度の違う廊下に連れ出したりしています。
リビングに連れて行くと、大体目は覚めてしまうので、次の眠くなる時間まで、そのままリビングで歌を歌ったり、遊んだりしています。
歌のリズムに合わせて揺らしてあげると、結構眠くなることが多いようです。
授乳の仕方
基本的に問題が起きない限り、授乳についてはままおさんに一任しているので、どんなことを意識しているのか聞いてみました。
- 飲ませる前に乳首をマッサージして飲みやすくする
- 出る勢いがよすぎるとむせるので、先に出して調整しておく
- 量の少ない乳のほうが張っていたらそっちから飲ませる
- 昼間の授乳は、集中力が切れてきたら終わりにする
- 最後寝る前の授乳は、時間をかけてほぼ空っぽになるまで飲ませる
ということで、ジーナ式を勧めている割には授乳の仕方についてはかなり手を抜いています。
しかしジーナも言っているように、大事なことは子育てがハッピーになることなので、現在の我が家ではこのやり方でハッピーなので、これでいいと思ってます。
今のところはこのやり方で、体重の増え方、寝る時間、体調に問題ないので、このまま行く予定です。
今に至るまでの失敗と試行錯誤
ここに至るまで、様々な失敗があり、日々インターネットや本で調べたりしつつ、試行錯誤してきました。
自分たちがやってしまった失敗や試行錯誤も、誰かの役に立つかもしれないので、ここに書き残しておきます。
これらはあくまで我が家でのケースなので、他の家庭でも同じように考えてよいかはわかりません。
あくまで参考程度にお読みください。
後で気づいた失敗
やっているときは仕方ないと思ってやっていたことですが、それが後になって失敗だったと気づいたものも結構あります。
予防接種日の夜のギャン泣き対応の間違い
●間違った寝かしつけ
初めての予防接種の時、診察室では泣いていたものの、終わる頃にはケロッとしていたので、安心していたのですが、夜のねんねのときが大変でした。
ねんねの途中でギャン泣きして起きて、声がかれるくらいに泣き叫びぶので、抱っこで寝そうになってからベッドに寝かせると、またギャン泣きが始まるというのを繰り返し、全然寝そうにないという状況でした。
こちらも疲れてきて、全然ベッドで寝てくれないので、やむを得ず寝るまで抱っこして、そのままそーっと起こさないようにベッドに寝かせるという、ネントレを始める前の寝かしつけをしてしまいました。
それでも夜は眠りが浅くなるたびに起きてギャン泣きするので、同様の寝かせ方を3日くらい続けました。
すると、昼間はそのような寝かしつけなしでも寝ていたのが、昼間も抱っこするまで激しく泣くようになってしまいました。
そのときに初めて、寝るまで抱っこして、起こさないようにベッドに寝かせたのがまずかった、と気づきました。
赤ちゃんからすると、抱っこされたまま眠れるほうが心地よいので、他のねんねのときにもそれを求めるようになってしまったのです。
●寝かしつけ方の修正
それからはギャン泣きに負けずに、抱っこで寝るまで寝かしつけた時もベッドに寝かせるときに、一度ベッドに座らせて少し目を覚まさせてから、横にして寝かせるようにしました。
すると、10分くらい抱っこした後であれば、ベッドで少しフギャッと言った後、横を向いて寝る体勢をとり、そのまま自分で寝るようになりました。
徐々に抱っこの時間を短くしていって、寝る前にベッドに寝かせるようにしていくと、ギャン泣きせずにそのまま一人で寝るように戻りました。
朝方の授乳の失敗
生後3ヶ月を過ぎた頃、それまでは22時半〜23時に寝たあと朝5時半〜6時とかに起きていたのが、朝4時に起きて、15分くらいずっとフギャフギャ言って寝れなそうにしていた日がありました。
その日は寝る前の授乳が足りなかったか成長期で必要な量が増えたのかな、と考えて授乳して寝かせました。
しかし、次の日も、その次の日も、気づけば5日連続で朝4時に起きてお乳を飲むようになっていました。
寝る前は空っぽになるまで飲ませているし、成長期だとしても5日経てばお乳も増産されているはずだし、なんかおかしいと思うようになりました。
そこで6日目、4時に起きたときにぱぱおが抱っこで30分くらいかけて寝かしつけたところ、お乳を飲まずに再度眠りにつき、そのまま7時まで寝ました。
これは4時に一度起きてお乳をもらったときに癖になってしまったかなと思いました。
これはこのブログを書いている4日前のことですが、その日以降は23時から7時まで一度も起きることなく寝るようになりました(より意識して寝る前の授乳をしっかりするようになったのもあると思います)。
それまでは6時とかに起きることが多かったので、ある意味失敗してよかったのかもしれません。
3ヶ月を過ぎて早い時間に起きるようになったら授乳しないで寝るか試してみても良いかもしれません。
授乳時間以外の授乳寝かしつけの失敗
これは現在進行中のものですが、19時のねんねのとき、ゲップが不完全だったり、眠りが浅くなったときにリビングで食事してる音が気になって起きることが最近ちょくちょくあります。
1、2分ベビーモニターで様子を見つつ、自分で寝付かなそうなときは、ぱぱおとままおが交代で寝かしつけに行ったりするんですが、ままおさんが寝かしつけに行ったときに、寝そうになかったのでお乳をあげた日が1週間の間に4日くらいありました。
お乳あげてたのがだいたい20時過ぎくらいだったんですが、そしたら、20時位になるとお乳を求めてなのか、毎日ギャン泣きするようになってしまいました。
朝方の授乳の失敗と同じ感じですが、他の時間でしっかり飲ませているのであれば、途中で起きたとき安易にお乳を飲ませてはいけないんだな、ということを学びました。
そういうわけで、ままおさんが行くとまめおさんがお乳を期待してしまうので、ぱぱおが19時〜22時半の寝かしつけをやるようにしてみました。
その効果が出たのか、翌日からギャン泣きはなくなりました。
しかし、朝方の授乳のときもそうでしたが、一度お乳がもらえると思った時間にもらえないと凄く激しく泣くんですよね。
お乳の魔力は恐ろしいものがあるので、安易に使わないようにしたほうがよいですね。。
試行錯誤の日々
気になる枕
生後3ヶ月位から寝る前、自分を落ち着けるために指をしゃぶったり枕のタオルをしゃぶったりするようになりました。
それですんなり寝てくれていたので、まあいいかと思っていたんですが、いつの間にかそれをしないと寝れないようになったのか、枕のタオルがうまくしゃぶれないと泣くようになってしまいました。
さらに枕のタオルをしゃぶらせても途中で自分で口から外して泣くようになってしまい、枕を触り続けてなかなか寝付かなくなってしまいました。
ままおさんがあるとき枕なくしたらいいんじゃない?というので、試しになくしてみたら、気になるものがなくなったせいか、そのまま寝るようになりました。
赤ちゃんのうちは枕は別になくても問題ないので、それ以来我が家は枕なしで寝かせてます。
抱かない寝かしつけ
うちのまめおさんは、ネントレ始めるまで抱っこじゃないと寝ない子だったので、ネントレ中もどうにも寝ないときは抱っこで寝かしつけてました。
ネットでは背中や胸をトントンすると寝るとか、眉間をなぞるとか色々情報はありましたが、どれひとつとして効きませんでした。
しかし、抱き上げると一度目を覚まさせてしまうことになるので、寝かしつけの手間も時間も増えてしまうというのもあり、なるべくベッドの上で寝る感覚を覚えさせたいと思っていました。
それでいろいろ試した結果まめおさんに効いたのが、胸とお腹の上に手をのせる、でした。
ギャン泣きしているときですらこれだけで寝るときもありますし、ベッドに寝かせた瞬間泣き始めたときもこれで寝てくれます。
大事なポイントは適度な圧迫感で、抱っこされているときの胸やお腹の圧迫感を再現することです。
泣きが弱ければ、弱く抑え、強ければ少し強めに(決して強すぎないように!)抑えてあげると、泣き声が徐々に小さくなって最終的に横を向いて寝る体勢に入ります。
そうなったらゆっくり手を離して、部屋から出るだけです。
長くなりましたが、以上が現在の我が家のネントレ状況です。
参考になれば幸いです。
次の目標は、昼もグズらずに寝てくれるようになることと、頭の形をもう少しよくすることです。
進捗があればまた報告したいと思います。
では、皆さん良い育児ライフを送りましょう!