新生児のウンチは、ゆるゆるの水っぽいウンチですが、月齢が上がっていくに従って、徐々に水っぽさが減っていきます。
ウンチやおしっこに体の異常サインが出てくることがありますので、日頃から気をつけて見るようにしましょう。
正常な便
胎便
生後2、3日は胎便と呼ばれる、海苔の佃煮のような濃い緑あるいは緑黒いネバネバしたウンチが出ます。
これは、お母さんのお腹の中で、羊水等を飲んで出すものなので、母乳やミルクを飲んで出すウンチと色が全然違います。
黄色いウンチ
黄色や黄土色っぽいもの、あるいは緑色よりのウンチは正常なウンチです。
またウンチの中に白いつぶつぶしたものが混じっていることが多いですが、それは消化しきれなかった母乳やミルクの成分なので問題ありません。
下の画像のような色のウンチであれば大丈夫でしょう。
心配な便
白っぽいウンチ
下の画像のような色のウンチは先天性胆道閉鎖症の可能性があるウンチです。
上の画像のような色でなくても、白っぽいウンチは要注意のウンチですので、できたらウンチの写真等を撮って小児科を受診しましょう。
黒っぽいウンチ
黒っぽいウンチは、赤ちゃんのお腹の中で出血があったときなどに出てくることがあります。
これも要注意のウンチですので、できたらウンチの写真等を撮って小児科を受診しましょう。
赤い、血の混じったウンチ
全体的に赤っぽいウンチや所々に血が混じったようなウンチもお腹や肛門付近で出血しているサインです。
これも要注意のウンチですので、できたらウンチの写真等を撮って小児科を受診しましょう。
正常なおしっこ
正常なおしっこはほぼ無色か少し黄色がかっています。
ただし、尿に含まれる成分でピンク色または赤っぽく見えることがあります。
また飲んでいる薬のせいで赤くなることもあります。
おしっこの色がいつもより濃かったり、回数や量が少ないときは体の水分が不足している可能性があるので、欲しがるようであれば母乳やミルクで水分を補給してあげましょう。
心配なおしっこ
茶色のような褐色っぽいおしっこは血尿の可能性がありますので、小児科を受診しましょう。