どうも、ぱぱおです。
育児をしているとつらい、苦しい、誰かなんとかして、と思うことが時折あります。
子供を生んでいないぱぱおですらつらいことがあるのですから、満身創痍のママさんはなおさらでしょう。
今回は、そんな育児をしていてつらかった瞬間を集め、それをどのようにしたら少しでも楽になれるのか、ぱぱおとままおさんの経験も含めて考えてみました。
育児中に自分自身つらいと感じたものやSNSでつぶやかれていたものをざっとまとめてみました。
産後あちこち(おしも・胸・腰・お腹)痛いのがつらい
産後は出産のために切った部分だったり、痔だったり、後陣痛だったり痛い所だらけです。
どの体勢でも痛いし、でも赤ちゃんの世話はしなきゃいけないしで、もう大変です。
そんな中で頑張って赤ちゃんのお世話をしているママさんは偉いです。
痛みは無理に我慢せずに軽減
我が家では、傷・痔の痛みには痛み止め(ロキソニンとアセトアミノフェン)を使いました。
授乳中の薬については、注意が必要なので、医院や薬剤師さんに確認してから使用しましょう。
また痔はU字クッションを使うことで多少痛みを軽減できます。
胸の痛みは赤ちゃんに飲んでもらうことで軽減
胸の痛みは、胸が張ってきたら赤ちゃんに飲んでもらうようにしました。
また、飲んでもらうときも、一度に空っぽになるまで飲ませてしまうと張りかえしが来てしまうため、5分ずつ左右の胸を交互に飲んでもらうようにしました。
必要であれば搾乳もしながら、胸の痛みをコントロールしましょう。
可愛い赤ちゃんのため
色々な痛みはすべて、可愛い赤ちゃんを生み、育てるために必要なものです。
昼間スヤスヤ気持ちよさそうに寝ている顔を見てると、この子のためならちょっと頑張ろう、と思えたりもするかもしれません。
体調が悪い中、赤ちゃんの面倒を看なければならないのがつらい
自分しか赤ちゃんの面倒をみる人がいないと大変ですよね。
できれば、身内の、特にパパさんの協力を得られると今後もよいと思います。
パパさんができることを徐々に増やしていくことで、自分が育児から解放される時間も増やせます。
育児の大変さを伝え、パパさんの協力を得られるようにしたいところです。
しかし、シングルマザーの方や、パパさんが忙しすぎて物理的に無理という方もいると思います。
その場合は、産後ヘルパー等外部のサービスもあるので、まずは地域の子育て窓口に相談してみるのも良いと思います。
とにかく、一人だけで抱え込まないようにしましょう。
睡眠時間が取れないのがつらい
赤ちゃんが新生児の間は、2〜3時間置き、場合によっては数十分で起きてしまったりしてまとまった睡眠時間はとれないですよね。
とにかく赤ちゃんのペースに合わせて睡眠を取らなければならないので、そこに家事まであったらとても睡眠時間なんて確保できません。
仕事を減らす
まずは、なるべく育児以外の仕事を減らしましょう。
買い物はパパさんにやってもらったり、ネットで済ませましょう。
料理も極力手間を省き、惣菜や冷凍食品を利用します。
そして、やらなければならないことは、なるべく手間がかからないように、手順を省くか、道具を揃えましょう。
掃除や食器洗い、洗濯・乾燥など、自動化できるものはお金が許す限り、自動化するのも一つの手です。
一回分のお世話を他の人にやってもらう
ここでも大きいのはパパさんの協力です。
パパさんが一回分のオムツ替え、授乳、寝かしつけをやってくれれば、5時間位まとまって寝ることができます。
実際に我が家でやっているやり方を【育児改革】夫婦で協力して睡眠時間を確保した話で書いているので、よかったら参考にしてみてください。
赤ちゃんが求めているものがわからないのがつらい
オムツも替えたし、授乳もしたし、温度も問題ないのに、いくらあやしても赤ちゃんがずっと泣いてる、みたいなときありますよね。
特にそれが夜中だったりすると心が折れそうになります。
とにかく色々試す
早く寝かしつけて自分も寝たいのに、どうしたらいいのかわからないとき、ぱぱおはひたすら色んなあやし方を試します。
仰向け抱き、横抱き、縦抱き、横揺れ、縦揺れ、胎内音、オルゴール、トントン…
それぞれ、幅やリズムを少しずつ変えたりして、試しまくります。
スクワットは割と効く?
その中で、今の所どうにも泣き止まないときでもわりと効くのが揺れ幅広めの縦揺れです。スクワットです。
揺さぶられっ子症候群にならないように、一秒くらいかけて一往復します。
自分の体力消耗が激しいし、眠いときにスクワットなんてしたくないので最後の手段です。
何が効くかは個人差があると思うので、色々試して、何が効くのか抑えておくと良いです。
どうにもだめなら諦める
諦め方にも2種類あって、①自分じゃない誰かに任せて自分は休むというのと、②泣いたままベッドに寝かせるというのがあります。
パパさんがいて、寝かしつけが任せられれば、まずは①です。
①もだめな場合やパパさんに頼れないは、あきらめて赤ちゃんをベッドに置いて少しの間その場を離れます。
ベビーモニターでちょこちょこ確認するか、30分くらい部屋を出て気分転換&休憩できたら、赤ちゃんの様子を見に戻ります。
泣いている赤ちゃんはあやしてあげたほうがよいですが、自分を追い詰めすぎないようにしましょう。
毎日ずっと同じことの繰り返しがつらい
確かに新生児期の育児は3、4時間周期で昼も夜も同じことを繰り返すだけなので、時間感覚も日にち感覚・曜日感覚もなくなりがちです。
日々の変化や事件を記録に残す
やってることは変わらなくても、赤ちゃんは日々変化しています。
首の向きを自分で変えられなかったのに、いつの間にか自分で向きを変えるようになっています。
軽くて抱っこも楽だったのに、いつの間にかずっしりしていて長時間の抱っこがつらくなっています。
最初はフギャフギャ泣くだけだったのが、フゴッとか、キューとか色んな音を出すようになっています。
変化以外にも、面白い動きをしたとか、オムツ替えてるときにウンチをされて大変だったとか、育児をしていると日々色々なことが起きます。
ぱぱおはそんな日々の変化や事件をノートや動画に残してます。
そしてあとで見返してニヤニヤします。
現場に立ち会えなかったパパさんとかにも見せてあげたら喜ぶと思います。
赤ちゃんがどうやっても泣きやんでくれないのがつらい
これはもう、つらいですよね。
赤ちゃんの鳴き声は、ストレスを感じさせるものでもありますし、どうやっても泣いてジタバタする赤ちゃんを抱っこであやし続けるのは大変です。
赤ちゃんのあやし方を色々調べて試した結果、どうにもならなければ、赤ちゃんは今泣きたいのかもしれません。
赤ちゃんにも泣きたい時があるのかも
そのままあやし続けるのは赤ちゃんもママさんもつらいので、赤ちゃんをそっとベットに置いて、「今は泣きたいんだね、よしよし」と見守るのもありだと思います。
ただ、赤ちゃんにそばにいるというのがわかるように声をかけるとか、体の一部をポンポンしててあげると良いと思います。
赤ちゃんの世界を変える
あとはあやす以外にも、赤ちゃんのいる世界をぱっと変えることで、「あれ?何が起きてるんだろう?」と、赤ちゃんが悲しみの世界から帰ってくるかもしれません。
我が家の場合は、ぱっと部屋を明るくしたり、明かりのそばに連れて行ったりすると、一時的に悲しみの世界から帰ってくることがあります。
その隙に全力であやします。
赤ちゃんがなかなか寝てくれないのがつらい
一通りのお世話はして、寝てほしいんだけど、泣くわけでもなく、ずっと目を見開いている、なんてときもありますよね。
その時は残念ながら赤ちゃんは眠くないのかもしれません。
起きてオムツ替えて、ミルク飲んだら、あとは寝るだけ、と親は思うかもしれませんが、赤ちゃんはそうとも限りません。
足を動かして運動したいかもしれませんし、周りの世界をもっと見ていたいかもしれません。
そんなときは歌を歌ってあげたり、入眠音楽を流したりして、赤ちゃんが眠くなるのを待ちましょう。
他に、これをするとだいたいすぐ寝ちゃうんだよな、というのがあれば、それを再現するのもありかもしれません。
我が家の場合は、車に乗ると5分くらいですぐ寝ます。
なので、ぱぱおが足をぶるぶるさせて車の振動を再現したら、コロッと寝るときがあります。
パートナーが協力してくれないのがつらい
二人の子供なのに、なんで自分だけがずっと世話してるんだ、というママさんもいることでしょう。
育児を手伝ってくれないパパさんは基本的に、育児+家事を自分の仕事と同等かそれ以下に見ています(ぱぱおの偏見です)。
そういうパパさんには、家事・育児のタイムスケジュールを作って見せてあげましょう。
それでわからないようであれば休日に、1日代わりにやってもらいましょう。
大抵の仕事はワンオペ育児より楽だと思います。
育児でいっぱいいっぱいで、他のことができないのがつらい
新生児期は、育児に不慣れななかで、頻回授乳もあり、他のことをする余裕はほとんどないと思います。
なので、今の時期はしょうがないと割り切って、やろうとすることをやめてしまう、というのはどうでしょう。
例えば、
- 掃除は、週1回パパさんにやってもらうことで、自分の仕事からは削除
- 洗濯は毎日やらなくても良いように、1週間分くらい持つ量の服を揃えて、週1回パパさんにやってもらい、自分の仕事から削除
- 食事は基本的に冷凍食品等にして、できるときだけ自炊にする
などなど。
やらなきゃリストを減らすと心がすーっと軽くなります。
どうしてもやらなきゃいけないことって意外と少なかったりします。
それで少し時間が余れば、自分のやりたいことをやりましょう。
相談相手がいないのがつらい
不安でつらいのに、相談できる相手がいなかったり、話を聞いて貰える人がいないというのは苦しいですよね。
幸い、ぱぱおにはままおさんがいますし、ままおさんにはぱぱおがいます。
今はSNS等もありますが、一緒にいるパパさんが一緒に悩んだり、喜んだりしてくれるのが一番うれしいのではないでしょうか。
パパさんが協力的でなくて、そんなことしてくれないというママさんもいるかもしれません。
まずは、パパさんを子育てに巻き込んではいかがでしょうか。
巻き込み方としては、やらせるのではなく、一緒にやるのがいいと思います。
実際に一緒にやってみれば、その大変さも喜びも共有できるのではないかと思います。
子育てのやり方について口を出されるのがつらい
おそらく良かれと思って色々と教えてくれるのでしょう。
でも、それが自分の考えと違っていたり、時代にそぐわなかったりして受け入れられないこともあると思います。
でも、人から違う考え方をぶつけられることで、自分のやり方を再確認するきっかけにもなると思います。
もちろん、見直した結果、やっぱり変わらないということもあると思います。
それはそれで良くて、自分のやり方はやっぱりこれだ、と再確認でき、自信にもなります。
それでも、こっちのほうがーと言ってくる人がいれば、「他所のお子さんについてまで強要しようとはしませんが、自分の子はこういう考えで、こうするんです」とはっきりいってあげましょう。