どうも、ぱぱをです。
ネントレ(ネンネトレーニング)に関する情報をインターネットで調べていると、成功したという人も結構いますが、失敗した(途中でやめた)人もかなり多くいました。
ネントレに失敗した人たちの話を読んでいると、共通した原因があるようです。
なので、今回は、ネントレに失敗した人が共通でやってしまっていることについてまとめました。
間違ったやり方をして、ネントレに失敗してしまい、親も赤ちゃんも心にダメージを負ってしまうのはとても残念なことです。
これからネントレをやろうと思っている人、始めたばかりの人は、これらのことをやらないように気をつけることで、ネントレの成功率が上がると思いますので、参考にしてみてください。
ネントレに失敗する人がやっていること
ネントレに失敗する人がやっていることは、スケジュールを守らない、最初から今までの寝かしつけをやめる、寝かしつけの仕方が一貫していない、です。
以下、それぞれ説明していきます。
スケジュールをきちんと守らずに失敗する
スケジュールを守らないよくあるパターンとしては、
- 朝起きる時間と夜寝る時間だけ守る
- 朝起きる時間も日によって30分以上ずれることがある
- 昼寝の上限時間を守らない
などがあるようです。
ネントレの根幹はスケジュール
ネントレを始める前、あるいは始めたばかり人は、なんとなくネントレって寝かしつけがいらなくなるやつでしょ、くらいの認識しかなくて、なぜ寝かしつけがいらなくなるのかを理解している人は少ないと思います。
そういう人たちのために強調しておきたいことが、ネントレの根幹はスケジュールだということです。
スケジュールを守ることで、決まった時間に眠気が来て、赤ちゃんは寝る準備が整うのです。
眠くなっていないのに入眠儀式をされても赤ちゃんは当然寝ません。
スケジュールが崩れれば、それまで寝かしつけなしで寝ていた子も全然寝なくなったりします。
基本はスケジュール通りこなすこと
「ゆるく始めるネントレ」などで、そんなにきっちり守らなくてもうまくいったという人もいますし、ネントレがある程度定着してきたら、スケジュールを多少変動的にしてもうまくいくことはあります。
なので、そういうやり方で始めるというのも一つのやり方ですが、短い期間で成功させたいのであれば、最初はスケジュール通りやることをおすすめします。
日によって時間が前後すると、赤ちゃんがどの時間に寝たらよいのかペースをつかみにくいからです。
ネントレを始めるのであれば、まずは予定のない週を見つけてそこから始めるのがよいでしょう。
スケジュールを完全に守れない場合
最初はできる限り家族の協力も得ながらスケジュール通り進めるのがよいとは思いますが、人によっては毎日あるいは毎週決まった用事があってスケジュールを守れない場合などもあると思います。
そのような場合には、なるべく連続してスケジュールを守れる日から始めるようにして、スケジュール通りできない日は【ジーナ式ネントレ】スケジュールが崩れたときのリカバリ方法 を参考にして、調整してみてください。
毎日の決まった予定でスケジュール通りにやることができない場合には、スケジュールの始まりの時間(7時を6時とか8時に)をずらして、その予定に合わせるか、ネントレをゆるくやる方法で試してみるのもありだと思います。
赤ちゃんがスケジュール通り寝てくれない場合
スケジュールが守れない理由の一つとしてよくあげられるのが、赤ちゃんがスケジュール通り寝てくれないというものです。
これは、次の「最初から今までの寝かしつけをやめる」という失敗パターンに当てはまっていることが多いです。
そうではなく、今までの寝かしつけをしているのに寝てくれない、という場合、授乳量が足りていないか、寝る前に興奮させてしまっているなどの可能性があります。
授乳時にしっかり時間をかけて、両乳から飲ませているか確認してください。
また、いつもの寝かしつけをする場合、寝かしつけにかかる時間を見込んだ上で、赤ちゃんを興奮させないようにし、寝かしつけを始めるようにしてみてください。
それでも寝ない場合は、その日のスケジュールをそのまま守ることはあきめて、【ジーナ式ネントレ】スケジュールが崩れたときのリカバリ方法を参考にしつつ、上限時間を超えないように適度に昼寝をはさみながら調整してみてください。
いきなり今までの寝かしつけをやめて失敗する
スケジュールの定着→寝かしつけをやめる が基本
ネントレ始めたので初日から寝かしつけをやめました、という人がいますが、これをやると赤ちゃんは激しく、そして長く泣く事が多く失敗につながりやすいです。
そして赤ちゃんをそんなに泣かせるのは可哀想ということで、心が折れてネントレを諦めてしまいます。
ネントレ本をちゃんと読むと、スケジュールが定着するまでは、今までの寝かしつけを継続して、定着したらいつもの寝かしつけをやめるようにする、と書かれています。
ネントレを始める人は、切羽詰まっている人が多いので、本をしっかり読んだりする余裕がないことが多いのだと思います。
ただ、薬も使い方によっては毒になるように、ネントレもきちんと知らずにやると親にとっても赤ちゃんにとってもつらいだけという結果になりかねません。
ネントレ開始と同時に寝かしつけをやめてうまくいったという人もいますが、その場合でもスケジュールを先に定着させたほうが赤ちゃんを泣かせる時間は短く済んだのではないかと思います。
ネントレが成功するかどうかは、親が続けられるかどうかにかかっているので、なるべく赤ちゃんを泣かせないように、スケジュールを先に定着させるということはとても重要です。
寝かしつけをやめるためには眠気が必要
寝かしつけをしなくても寝るようになるのは、赤ちゃんを
寝かしつけられたい欲 < 眠気
の状態にするからです。
眠気がきていない状態では寝かしつけられたい欲の方が勝つので、寝かしつけなしではなかなか寝ません。
そして赤ちゃんの眠気が規則正しくくるようにするには、スケジュールにそった規則正しい生活が必要です。
ネントレのスケジュールは、ちゃんと赤ちゃんが眠くなるように組まれているので、何もわからずに、自分の都合だけで変えてはいけません。
赤ちゃんがスケジュール通りに眠くなるまでは、今まで通りの寝かしつけを続けましょう。
スケジュールが定着してくると、赤ちゃんが眠くなる頃に寝かしつけをするので、寝かしつけにかかる時間も減ってくると思います。
寝かしつけの仕方が一貫していなくて失敗する
寝かしつけのやり方を決めたら変えない
寝かしつけの方法はネントレのやり方によって、ベッドに寝かせるだけとか添い寝でトントンするとか色々あるので、自分と赤ちゃんにとって楽ならどんなやり方でもよいです。
ただ、決めた寝かしつけを始めたらネントレをやめるまで変えてはいけません。
例えば途中で赤ちゃんがどうしても泣き止まず抱っこで寝かしつけてしまったとすると、赤ちゃんは「いっぱい泣いたら抱っこしてもらえるんだ」と学習します。
そして次のときも抱っこしてほしいので激しく泣くようになります。
赤ちゃんにとっては今までしてもらっていた寝かしつけが気に入っているわけですから、途中でその寝かしつけをされたら、そっちのほうがいい!となるのは当然です。
どうしても赤ちゃんが寝ない場合
赤ちゃんがどうしても寝ない場合は、起こしておいて次に眠くなるのを待つというのが一番良いですが、夜中で自分ももう起きていられないという場合、一つ方法があります。
今までの寝かしつけでうとうとするところまで持っていって、最後目をつぶって寝る瞬間は自分が決めた寝かしつけで寝かせるというやり方です。
例えば、ベッドで一人寝させると決めていた場合は、うとうとするまで抱っこして、目を閉じる前にベッドに寝かせます(添い寝なら寝る前に添い寝の体勢にします)。
もし寝てしまった場合には、少し目が開くように起こしてからベッドに寝かせます。
ベッドに寝かせたときに起きて泣き出してしまった場合は、少し様子を見て泣き止まないようであれば、同じことを繰り返します。
最後寝るときは、自分たちが決めた寝かしつけの状態で寝かせるということが大事です。
我が家はこのやり方でもベッドで一人寝できるようになりました。
寝かしつけ地獄の状態からネントレに成功すると世界が変わりますよ!
ネントレに失敗するポイントを回避して、ネントレを成功させましょう!