どうも、ぱぱおです。
ぱぱおも少し前まで、育児がとても大変でつらいと思うこともたびたびありました。
しかし、生後2ヶ月頃からジーナ式のネンネトレーニングを始めて、それまでの生活が大きく変わりました。
今回は、今も育児が大変でつらいと思っている人たちに、ジーナ式ネンネトレーニングを実践してみて色んなつらさがなくなったよ、ということを伝えるために、その前後で変わったことをまとめてみました。
赤ちゃんに振り回されることがなくなる
赤ちゃんの要望に応じたスケジュールになっている
ジーナ式のスケジュールは、赤ちゃんがお腹が空く頃に授乳し、赤ちゃんが眠くなる頃に寝かせてあげるようにできています。
そのため、赤ちゃんがお腹が空いたとか、眠いとかでぐずることはほとんどなくなり、赤ちゃんに振り回されることがなくなります。
その代わりに、昼間多くの時間を起こしておく必要があり、最初のうちは機嫌よく起きていてくれますが、後半は寝落ちしそうになったり、逆に退屈してかまってくれーとなったりで、なかなか手が離せません。
特にお昼寝明けの14時〜19時はお風呂もあったりして、なかなか手を離せなくなります。
我が家では、その時間にお散歩や一緒に遊んでスキンシップを取るなどして、赤ちゃんとの時間という風にしています。
1日のスケジュールが事前にわかる
ジーナ式のスケジュールは週数に応じて、きっちり過ぎるくらいきっちり分単位で決まっています(ただ我が家はそこまできっちり守ってないです。それでも結構ちゃんと寝てくれているので)。
なので、どの時間に何しようというのが事前に予定を立てやすくなります。
また、今はまだ授乳の時間じゃないとか、起きている時間だとかが分かるので、今何をすればいいのかが明確に分かり、ジーナ式を始める前のように四六時中寝かしつけをする必要がなくなりました。
睡眠時間がまとまって確保できるようになる
赤ちゃんの睡眠スケジュールが決まっている
ジーナ式を始める前は、赤ちゃんがいつ寝てくれるのかもわからなかったですし、夜何度も起きたり、なかなか寝なくて何時間も寝かしつけていたりということが日常的にあり、基本的に毎日睡眠不足でした。
赤ちゃんの睡眠時間もバラバラで5分で起きるときもあれば、3時間位寝てる時もあり、いつ長く寝てくれるのかわからず、自分たちの睡眠はかなり不規則で、とにかくいつも眠い状態でした。
それが、ジーナ式でスケジュールに沿って寝てくれるようになると、夜にまとめて寝れるようになるので、赤ちゃんが生まれる前の生活とそこまで変わらない生活を送ることができるようになりました。
いつになったら自分は寝れるんだと思いながら、ボーッとした頭で寝かしつけるストレスもなくなります。
長ければ8時間ぐっすり寝てくれるようになる
ジーナ式を始めるまではまとめて寝ても3時間くらいでしたし、いつその3時間が来るかもわからなかったので、いつ寝ればいいのかわからなかったですし、睡眠が細切れであまり寝た気がしませんでした。
ジーナ式をはじめると、4〜6週目の赤ちゃんでも19時から22時まで、23時〜翌7時まで寝るようになります。
8週目くらいまでは、母乳のみの場合は4時か5時頃に1回目を覚ますことが多いですが、10分くらい授乳するとまたすぐ寝始めます。
なので睡眠時間は少なくとも5、6時間はまとめて取れますし、ミルクを足したり、週数が進めば8時間くらいぐっすり寝てくれるようになります。
我が家の場合は、8週目くらいでジーナ式をはじめて、母乳のみでしたが、1週間くらいで5、6時間まとまって寝てくれるようになりました。
おかげで細切れの睡眠で寝た気がしない、ということもなくなりました。
寝かしつけが要らなくなる
1日何時間もしていた寝かしつけが不要になる
ジーナ式を始める前は、赤ちゃんを寝かせるために、抱っこして部屋の中をウロウロ歩き回ったり、どんどん重くなる赤ちゃんを抱えてひたすらスクワットをしたりしていました。
諦めて起きている状態でベッドに寝かせようものならヒューヒュー言うまで泣き続けて、絶対にそのまま寝ることはありませんでした。
やっと寝ても10分とかで起きたりして、また振り出しかー、早く寝てくれーと思いながら夜中や朝方に寝かしつけていました。
それがジーナ式を始めてからは、時間になっておやすみすると赤ちゃんが一人でベッドで寝るようになります。
また、起きてる状態でベッドに移してから、赤ちゃんが一人で寝始めるのでようやく寝た赤ちゃんを起こさないようにそーっとベッドに移す必要もありません。
途中で赤ちゃんが目を覚ましてしまう場合もありますが、そのときも、ほとんどの場合再び一人寝始めるようになりました。
仮に起きて泣いてしまった場合でも、数分抱いて落ち着かせてから、完全に寝る前にベッドに移しておくるみでくるんであげるとちょっとフギャフギャしたりしても、そのまま一人で寝るようになりました。
体がめちゃくちゃ楽になる
ジーナ式を始める前は、我が家では起きている間でお乳を飲んでいない間は、ほとんどずっと抱っこしてあやしたり、寝かしつけていたので、腕も肩も腰も背中も限界という状態が毎日続いていました。
ジーナ式を始めると、そのような寝かしつけはなくなるので、我が家では多いときで1日10時間くらいやっていた寝かしつけがなくなり、体中の痛みから解放され、体がものすごく楽になりました。
気持ちに余裕ができる
ジーナ式を始めるまでは、夫婦交代で、片方が赤ちゃんをあやしてる間にもう片方が急いで食べていたので、ご飯もろくに味わえていませんでした。
自分たちのお風呂にしても、ゆっくり入る気持ちの余裕はありませんでした。
それがジーナ式を始めることで、赤ちゃんがスケジュール通りにきちんと寝てくれるようになるので、色んなことが余裕を持ってできるようになります。
我が家は夫婦揃って食べることが大好きなので、ご飯をゆっくり食べられるようになって、その事がすごく嬉しかったです。
19時から22時の睡眠の間にご飯をちゃんと作って、味わって食べる余裕もできますし、交代で30分くらいゆっくりお風呂に入ることもできるようになりました。
抱っこはスキンシップとして求められるときにするものになる
ジーナ式を始める前は、抱っこはあやすためのものであり、寝かしつけのためのものでした。
抱き方も寝かしつけやあやすの特化して、これくらいのリズムでこの角度で揺らすとかを研究しまくっていて、スキンシップとして抱っこはごく僅かでした。
また、抱っこのとき、立って揺らしてないとぐずるようになり、抱いていないときも勝手に体が揺れるようになっていました。
特に寝かしつけの抱っこは時間が経つにつれて特定のやり方じゃないと寝なくなったり、赤ちゃんとイタチごっこをするようにより寝る抱き方、揺らし方を生み出し続けなければなりませんでした。
それがジーナ式を始めてからは、基本的に赤ちゃんを安心させるために抱くだけの抱っこになりました。
どうしても寝られないときとか、異常に泣いているときとかに落ち着かせるためにちょっと揺らすことはありますが、数分ですし、落ち着いたらただ抱くだけで大丈夫になります。
昼間あやすときも、立っていなくても、揺れていなくてもぐずらなくなり、抱っこしてほしいとバタバタしたときに、よしよしと静かに抱っこするスタイルになり、抱っこするのが大変じゃなくなりました。
泣いている姿も可愛くてたまらなくなる
ジーナ式を始める前は、抱いて揺らしているのにすごく泣いたりして、こっちが泣きたいよ、という感じで、泣き顔・泣き声に対してごめんねと思うと同時にどうしたらええねんという感じでストレスにもなっていました。
それがジーナ式を始めてから、心に余裕が生まれたせいか、泣き顔や泣き声もものすごく可愛いなと思うようになりました。
「あーあーそんなに泣いちゃってどうしたの?なにか怖い夢でも見たか?よしよし」と大声で泣いている赤ちゃんをものすごく愛おしく感じるようになったことに自分自身驚きました。
それまではなんとかして泣き止ませて寝かせなきゃとずっと思っていたのが、ここまで変わるのだから心の余裕って大事だなって思いました。
もう赤ちゃんが泣いていてもストレスを感じることはなくなり、むしろ可愛いなぁと思うようになりました。
起きてるときの赤ちゃんのご機嫌が良くなる
ジーナ式を始めるまでは、赤ちゃんの機嫌がいいのは昼間のごく限られた時間だけで長くても1時間とかそれくらいだけで、それ以上はベッドに寝かせておくとぐずるので、あやすか寝かしつけるかしなければなりませんでした。
また、生後1ヶ月を過ぎると笑うこともありましたが、かなりレアで、1日1、2回笑うかどうかくらいでした。
それが、ジーナ式を始めてからは、寝起き30分から1時間位は割と一人でもご機嫌で、よく笑ったり、生後2ヶ月くらいからはよくおしゃべりもしてくれるようになりました。
これも子育てを楽しいと感じられるようになった理由の一つだと思います。
寝たいだけ寝かせてあげるということはできない
ジーナ式を始めるまでは、赤ちゃんが寝始めたらようやく自分たちの休憩時間が始まるので、とにかく起こさないようにしてできるだけ長く寝かせていました。
しかし、ジーナ式では、赤ちゃんがいつ、どれくらい寝るべきかが決まっているので、赤ちゃんが気持ちよく寝ていても時間が来れば起こさなければなりませんし、赤ちゃんが凄く眠そうでも起こしておかなければならないときもあります。
できることなら赤ちゃんの嫌がることをしたくない、というのは誰しもそうだと思いますが、「でもそれがお互いにとっていいんだよ」と言いつつ、やらなければなりません。
この辺りで、赤ちゃんの意に反することは絶対にできないという人は、ネンネトレーニングをすることは難しいんだろうなと思います。
まとめ
まとめると、我が家ではジーナ式のネンネトレーニングを始めたことで、育児の負に感じていた部分、すなわち、どうしたらいいのかわからない、寝かしつけが精神的・身体的にきつい、赤ちゃんに振り回されっぱなしで、自分の時間が全然とれない等の負担がなくなって、育児を楽しめるようになり、赤ちゃんをより愛おしいと感じるようになりました。
乳幼児期の育児が辛いという声はよく聞きますが、その原因は多くは寝かしつけに手こずることに起因して、寝れない、体がしんどい、自分の時間がないというものだったりするので、そういう悩みであれば、ネンネトレーニングをすることで解決できるかもしれません。
まだ試していないのであれば、ぜひ一度やってみてほしいなと思います。
書籍紹介
本には、ここでは書ききれない注意点や、Q&A、スケジュール通りにいかない場合にどうするか、用意しておくと良い育児グッズとその選び方まで細かく書かれているので、ぜひ一度読んでみることをオススメします。
内容が詰まっているので、少し読みにくい部分もありますが、いろんなケースについて他のネントレ本よりもかなり詳しく説明してくれているので、うまくいかずに困ったときにも役立ちます。
自分の月齢のスケジュール部分だけであれば13、4ページくらいなので、まずはそこだけ読んで始めてみるのでも良いと思います。
うちではこの一冊を教科書のように読み倒して使ってます(笑)
おかげで、数日間でほぼ寝かしつけなしで寝るようになってくれました。
2020年1月に改訂版が出ているので、そちらがおすすめです。