どうも、ぱぱおです。
ジーナ式の効果を見せつけるべく、ジーナ式ネントレを始める直前の1週間と、始めた日からの1週間の睡眠時間を比較したグラフを作成してみました。
1週間ずつの比較をわかりやすくするため、実際の日付からは何日かずらしてますが、ネントレを始めた日までの1週間と始めた日からの1週間の睡眠を可視化しています。
グラフからわかる部分
寝付く時間がほぼ同じに
ネントレ後のグラフを見ると、寝付く時間は大体9時、12時、19時、23時にまとまっています。
ネントレ前は、起きてる間は抱いていないと機嫌が悪くなるため、授乳の時間以外はほとんどひたすら寝かしつけをしていました。
いつ寝るのかわからない中での寝かしつけは体力的にも精神的にもかなりきついものでした。
それがネントレを始めてからは、寝かしつけはほぼ不要になりましたし、何時くらいに眠くなるかがわかっているので体力的にも精神的にも楽になりました。
また12時と19時のねんねは2時間以上あるので、ご飯をゆっくり食べて休憩することができます。
夜は23時から朝7時まではほぼ寝てくれていて、起きても授乳するとすぐ寝てくれるので、夜の睡眠がしっかり取れます。
ご飯時、睡眠時と寝ていてほしい時間に寝てくれるので、育児のストレスから解放されました。
睡眠の長さもほぼ同じに
グラフを見ると分かるように細切れの睡眠がなくなりました。
10分以下の睡眠は記録していなかったため、グラフからはわかりませんが、ネントレ前は10分以下の細切れ睡眠がとても多く、寝たと思ったら起きるの繰り返しでした。
なのでネントレを始める前は、赤ちゃんが寝てもそこから5分で起きるのか、3時間寝るのか全然わかりませんでした。
でも、ネントレを始めてからは、寝ている時間が分かるようになったので、1日の予定が立てやすくなりました。
この時間はたくさん寝るから自分の時間ができるとか、この時間は起こしておくから赤ちゃんと遊ぶ時間にすればよいとかがわかります。
また、寝かせておく時間も決まっているので、昼間寝かせすぎて夜寝なくなってしまうということもないです。
睡眠時間の増加
グラフの1日の睡眠時間を見ると、ネントレ前はほとんど9〜12時間くらいですが、ネントレ後はほぼ14時間くらい寝るようになりました。
生後2ヶ月の平均睡眠時間は14、5時間と言われているので、ネントレを始めてちゃんと平均くらいに寝てくれるようになりました。
切実な思いで「赤ちゃんが寝ないんです」と小児科で訴えても、「寝ない子は寝ないからねー」なんて言われておしまいになることが多いと思います。
でも我が家のように、生活リズムを整えることで寝るようになることもあるので、諦めていた人も一度ネントレを試してみる価値はあると思います。
グラフからはわからない部分
寝かしつけの時間がなくなる
睡眠時間のグラフからはわかりませんが、寝かしつけにかかっていた時間はネントレ後に激減しています。
ネントレ前は、前に書いたように、授乳以外の起きている時間はほぼ寝かしつけをしていたので、1日9時間近く寝かしつけをしていました。
我が家はパパママの二人体制なので、交代で寝かしつけと家事をやっていたのでなんとか回ってましたが、一人では無理だったと思います。
そんな状態からネントレを始めると、昼間は寝かしつけがなくなり、夜の寝かしつけも合計でも1時間くらいになりました(最終的には夜も0時間にするのが目標)。
寝かしつけに回していた約8時間を家事や赤ちゃんとの遊び、自分の時間に回せるようになったのです。
おかげで諸々のストレスから解放されました!
寝かしつけがなくなると、育児は途端に楽しいものになりました。
起きてる間ごきげんに
さらにネントレがよいのは、赤ちゃんの機嫌も良くなるということです。
ネントレ前はゴキゲンな時間は1日1時間もなかったと思います。
それがネントレを始めてからは、起きてから眠くなるまではほぼゴキゲンな時間が続くようになりました。
起きてしばらくすると抱っこをせがむこともありますが、それは赤ちゃんが安心するために必要なスキンシップですし、抱っこすればすぐゴキゲンになります。
特に2ヶ月を過ぎたくらいから、赤ちゃんの反応や笑顔が増えてくるのですが、ネントレ後にさらにそれが増えてとても嬉しかったです。
「寝ない子」はいない
ジーナ式の本の中で著者は、自分の経験では、ジーナ式のスケジュールをちゃんとやって寝なかった子はいない、と言っています。
何らかの病気で寝ない子はまれにいるかもしれませんが、健康な赤ちゃんであれば、健康な大人と同様に、きちんと生活リズムを整えてあげれば決まった時間に眠くなるのは道理だと思います。
あとは今まで寝かせる際についてしまった癖さえ直してあげれば、一人で寝れるようになります。
我が家のまめおさんの場合も、ネントレ後は睡眠時間が増え、平均くらいに寝るようになっています。
つまり、まめおさんが「寝ない子」だったのではなく、寝かせ方がよくなかったのだと思います。
医者や助産師が言う「寝ない子」というのは、実際にそこの家での寝かせ方を24時間見て言っているわけではないのです。
赤ちゃんが欲しがるときに授乳し、寝たいときに寝かせるというやり方を推奨している以上、それをやって寝ないのなら寝ない子だと言う他ないからそう言っているだけではないかと思います。
悪いのは親の「寝かせ方」
我が家のまめおさんがなかなか寝なかったのも、まめおさんのせいではなく、親の「寝かせ方」のせいだったのです。
まめおさんは、いくら布団で添い寝しても、トントンしてもベッドの上では寝付かず、抱っこじゃないと寝ない子でした。
それも最初は横に揺らしてないとダメで、そのうち縦抱きじゃないとだめになり、揺らし方も縦揺れじゃないとだめになり、最後には縦抱きスクワットじゃないと寝なくなりました。
さらに、寝かしつけてから5〜10分くらいで起きることもしばしばで、特に18時以降はこればっかりで、睡眠時間としてカウントしていません。
なので、ネントレ開始前の18時以降はほとんど寝てないことになっています。
それが、ネントレを始めた初日から18時以降にまとまって寝てくれています。
また、ネントレ後は細切れに起きてしまうこともほぼなくなり、睡眠中に目が覚めても、また一人で寝つくことが増えました。
月齢に応じた寝かせ方のスケジュールはこちらから探すか、本を読んでみてください。
→ジーナ式ネントレの記事一覧
まとめ
ジーナ式のスケジュールに合わせて生活させることで、決まった時刻に決まった時間だけ寝るようになり、かつ、たくさんまとまって寝てくれるようになりました。
1日の平均睡眠時間は、ネントレ前が約11.8時間なのに対し、ネントレ後は13.9時間と約2時間増加しました。
0〜7時までの間の寝かしつけ回数の平均は、ネントレ前が2.5回なのに対し、ネントレ後は約1.1回と約半分になりました(実際は昼間寝かしつけをしないで寝かせているのでもっと少なくなっている)。
そして寝かしつけという作業自体、ネントレ後の昼間はほぼ行っていません。
夜についても、寝かしつけというよりは落ち着かせ、という意味合いで数分抱っこしてベッドに移すというのを繰り返すだけなので、ネントレ前に比べて格段に負担は減っています。
というわけで、ネントレ後は明らかに規則正しく、しかも楽に寝るようになってくれました。
おかげで我が家の子育てはとってもハッピーになりました。
書籍紹介
本には、ここでは書ききれない注意点や、Q&A、スケジュール通りにいかない場合にどうするか、用意しておくと良い育児グッズとその選び方まで細かく書かれているので、ぜひ一度読んでみることをオススメします。
内容が詰まっているので、少し読みにくい部分もありますが、いろんなケースについて他のネントレ本よりもかなり詳しく説明してくれているので、うまくいかずに困ったときにも役立ちます。
自分の月齢のスケジュール部分だけであれば13、4ページくらいなので、まずはそこだけ読んで始めてみるのでも良いと思います。
うちではこの一冊を教科書のように読み倒して使ってます(笑)
おかげで、数日間でほぼ寝かしつけなしで寝るようになってくれました。
2020年1月に改訂版が出ているので、そちらがおすすめです。
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